
今年の春のJBAは終了しました。
☆春のJBAのご案内☆
皆さま、お元気にされていますでしょうか。
今年は満を持して、春休みに春Jの復活です!ご参加をお待ちしております!
- 日 時 2025(令和7)年3月21日(金)~23日(日)
- 会 場 長門会館(山口県長門市三隅中224)
- 講 師 新宅 昌紀師
- テーマ 「real」
- 参加費 一人全日程 2,000円
※長門会館内の入浴施設は利用不可のため、近隣の温泉に入ります。そのため、入浴料が別途必要になります(一回につき500円程度)。
- 持ち物 勤行讃歌集、念珠、筆記用具、ノート、動きやすい服、運動靴、保険証の写し(コピー)、洗面用具(歯ブラシ、タオル)、防寒着
- 注意事項
①会館に来られる方は、21日(土)11:00以降に到着するようお願い致します。
②ほか、会館までの交通手段については個別のご相談ください。
★お申し込みは、以下のGoogle formからよろしくお願いします!
★お問い合わせ
春のJBA GM:三枝勇祐(doujikai.kyushu@gmail.com)
テーマ real
昨年、私の周囲には悲しい経験をした人たちがたくさんありました。悲しみの内容は、人それぞれです。老いや病、死の問題、あるいは「私」の〈生きづらさ〉。大切な友人の悲しみに向き合えば向き合うほど、抱える闇に近づけば近づくほど、「ああ、私にはこの人を真に受け止めるような力は無い」という事実を突きつけられます。
「受け止めること」の難しさは、「問題の解決を示してあげること」の難しさだけでなく、「苦しみに一緒に向き合うこと」の難しさでもあります。
それは自分自身に「向き合うこと」の難しさでもあります。何か縁に触れて立ち行かなくなると、途端にどうしようもなくうろたえてしまう。どんな心でも起こってくるし、どんな事でも言ってしまう。他人も自分も傷つける。外にいくら飾っても、内に隠し持っているものは漏れ出てくる。
そして、やがて問題が落ち着いてくると、そのうろたえたことすら忘れてけろっとしている。起こってきた一つ一つの事に向き合う余裕もない(忙しいから)、しかし実のところ、向き合う気もない。
ただ何となく過ぎていく日常。与えられた仕事や、あるいは生活、あるいは目の前のその人、その一つ一つに私は本当には向き合っていない。これが私自身の最近の課題です。
「リアル」「リアリティ」という言葉を私たちはどのように使っているでしょうか。映画やドラマなどのフィクションを観て、現実味や真に迫ったものを感じるときに、私たちは「リアルやね」「リアリティがあるね」などと言います。
しかし、realという言葉は、「物・事(re)を、重んじる(al)」というのが元々の意味だそうです。そこから、「実在する」「現実」を意味する言葉として使われるようになりました。
私が一つ一つのものに向き合い、そのものを重んじるということは、そのものの本当の意味でのrealに触れるということかもしれません。それは、演出された「リアル」でもない、見たくない物に蓋をした「リアル」でもない。苦しみも喜びも包んだ現実、realでしょう。
たとえ何も達成できなくても、何も遺せなくても、うまく生きられなくても、うまく死ねなくてもかまわない。「いのち」や「人生」に成功も失敗もない。どんな価値基準を持ってきてもそれらを価値づけすることは許されない。今現に、ここにこうして在るということ、その存在自身に直ちに帰れ、と呼びかけているのが仏教であるとお聞きします。
現代という「今」を生きる私たちは、時に社会のなかで厳しい状況に置かれてしまい、痛切な孤独と不安、〈生きづらさ〉を感じることがあります。また時に、職場の関係や家族など人間関係に深く苦悩し、また時に、老・病・死という生の現実に直面して、「どうしようもなさ」を痛感することがあります。
生きている限り常に苦悩にさらされる人間が、根本的に抱えている問題とはいったい何なのか。生まれてから今の今まで、ずっと蓋をしてしまっていたこの問いに、いよいよごまかしが効かなくなったのが、まさしく「今」なのかもしれません。
春のJBA、開催します。どんな思いを持っていても、何の思いも持ち合わせてなくても、うまく言葉にできなくてもかまわない。みんなで会って座れば十分です。のんびり楽しい会にしましょう。お待ちしています。
日程表

