本の紹介
親鸞聖人の『教行信証』信巻に引用されている善導大師の『観経疏散善義』の文、いわゆる「二河譬」といわれているみ教えを、一字一句ずつていねいに説かれたものです。
真宗光明団本部「第二例会」における25ヶ月間、全140時間の講義です。
「あとがき」より
『自己を超える道~二河白道~』第6巻 360ページ「あとがき」より(抜粋)
「人間と生まれて、私たちはいったい何をしなければならないのか。いかなる人生を生きなければならないのか。迷いと自暴自棄と自己主張の私たちに、『ここに真実の教えあり』『ここに仏法あり』『ここに釈迦弥陀二尊の教えあり』という明らかなる呼びかけがある。即ち、真実があり、弥陀の本願があり、それを説く釈尊の説法があり、この道に生きるよき師よき友がましますのだ。このよき師に出会い、よき友と歩み、弥陀の本願を説く釈尊の教えを聞いてついに大いなる真実の世界に出ることが大切なのでしょう。
『南無阿弥陀仏』という如来本願の名告りを我が生きることばとしていただき、自他を怨まず、『世の中安穏なれ、仏法弘まれ』の願いのもとに、世界に対して真に建設的に、どんな逆境の中でもすべてを受け入れて歩みを止めない、そのような道を歩んでいきたい。それがこの世に人間として生まれてきた意味ではないのか。どうかこの道を歩んでほしい・・・二河白道のお話をお聞きして、私はこのような強いお勧めをいただいていくことができたように思います。」
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著者等 | 書名 | ページ数 | 発行日 | 価格 | 在庫 |
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細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第1巻 | 289ページ | 1987(昭和62)年12月20日発行 | 2,000円 | あり |
細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第2巻 | 280ページ | 1989(平成01)年05月20日発行 | 2,000円 | あり |
細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第3巻 | 287ページ | 1990(平成02)年04月01日発行 | 2,000円 | あり |
細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第4巻 | 269ページ | 1992(平成04)年04月01日発行 | 2,000円 | あり |
細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第5巻 | 279ページ | 1992(平成04)年12月20日発行 | 2,000円 | あり |
細川 巖 講述 | 『自己を超える道〜二河白道〜』第6巻 | 356ページ | 1993(平成05)年09月10日発行 | 2,000円 | あり |