言葉1『正信偈讃仰』(二)

真実の特色

この本当のものというものは、どういう特色を持っているか。

真実の教え、真実の内容というものは、どういうものを持っているかというと、それを受け継いでくれる人があるということです。誰かが必ず受け継いでくれるのである。

三千年前に言いました釈尊の教えを、三千年の後にですよ、受け継ぐ者がおる。それが真実というものの特色です。

七百年前に親鸞という人が亡くなったわけであるが、それを受け継ぐ人がおったということが、真実の真実たる所である。

細川巖講述『正信偈讃仰』 (七) 龍樹章 85ページ

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