
目次
2023年 真宗光明団青年部会 ご案内
- 日 時:5月3日(水・祝)夕~4日(木・祝)
- 講 題:「選択本願 ―第17・18・11願―」
- 講 師:赤宗 正俊先生
- テーマ:「人生のさびしさ」
- 総 務:岡田 学・堤 直尋
- 会 場:巖松会館(福岡県宗像市陵厳寺2ー19-2)・オンライン同時配信
- 参加費:1,500円(幼児・学生無料)
※オンラインでの配信は、4日(木)のみとなります。Zoom参加の方は、4日からご参加ください。
講師のことば
今年の青年部会では、「四十八願」の中の第17願・第18願・第11願に学びたいと思います。 第17・18・11願は、親鸞聖人が「選択本願」とよばれた特に重要な三つの願です。悲願ともよばれます。(東の聖典P476)この三つの願が成就することが全衆生の救いが実現するということです。ですから、親鸞聖人の教えは、この三つの願が成就したという「三願成就文」にもとづいています。親鸞聖人の主著は『教行信証』ですが、「教巻」は『大無量寿経』、「行巻」は第17願、「信巻」は第18願、「証巻」は第11願によって構成されています。 今回は、第17・18・11願に学んで、親鸞聖人の教えの骨格を理解するとともに、この三願の成就によってもたらされる私たちの解放と自由について尋ねたいと思います。
総務のことば
こんにちは、総務の岡田学です。テーマ「人生の寂しさ」もはやあおくさなどいろんな所で言い倒しておりますが、人生は寂しいもんです。10代20代の頃の感性は死んでいくし、体は老いていくし、病になっていくし、死んでいくし。私は体の老いどうこうはそれほど嫌ではないのですが、私が最もうろたえたのは感性が死んでいくことでした。感動できたことに感動できなくなる寂しさ。これが辛い。でもね、何も寂しい寂しい言いたくてこのテーマを出したわけではないのよ。嘆きたいわけではないのよ。寂しさの隣り合わせの人生で、いかに生き生きと、輝いて生きるか。ネガティブからのポジティブ。そういうものに出会いたいのですよ。わが人生のバイブル、BUMP OF CHICKENのHAPPYという曲。藤原基央さんの詩にこういうフレーズがある。「どうせいつか終わるたびを、僕と一緒に歌おう」藤原さんにとっての歌うとは生きる事だそうで、どうせいつか終わる旅はまあ人生よね。この曲がもう本当にネガからのポジ。ちょっとマジで聞いてくださいな。 兎にも角にも、ネガティブに向き合わねばポジティブになれないというか、終わりに向き合って今を生きれるタチなのです。人生の寂しさととことん向き合って、それでも人生は最高だって言いたいなって。そう思います。赤宗先生に、仏法に尋ねていきたいと思います。楽しい会にしたいな。青年の皆さん、お待ちしております。(自称青年はご自身の判断にお任せいたします。) (岡田 学) 「やあ、あなたも凡夫ですか、私も凡夫です。こういう言葉が聞かれる場所は、僧伽しかないと思うんです」ある方の言葉です。 共にどうにもならない問題を抱えつつ、それをなくせぬままに共に受け止められてある場が僧伽です。 自他を傷つけ、本当のことも分からない、脆く、弱く、塞ぎこみ、閉じこもるような在り方を、悶えのような日々を、私は実地送っています。しかしだからこそ「聞く」ということを今ここにおいて賜っている。友と共に道を求めていくということを頂いているのだと思います。 本当に悲しむべきことは何だろうか。 本当に喜ぶべきことは何だろうか。 深い悲しみを悲しみたい 大いなる悲しみを悲しみたい 深い大いなる悲しみとは何であるか 法蔵菩薩の御悲しみである 大いなる悲しみにのみ、大いなる喜びがある 深い悲しみにのみ、深い喜びがある… (住岡夜晃) 法蔵菩薩のおこころ、本願のおこころを、赤宗先生の教えを通して、共に聞かせていただきたいと思います。 青年よ、あつまれ。(堤 直尋)
日程表
3日(水・祝) | 4日(木・祝) |
開講式(9:15~9:50) | |
講義①(10:00~10:45) | |
講義②(11:00~11:45) | |
(昼食休憩) | |
講義③(13:00~13:45) | |
集合(17:00~) | 講義④(14:00~14:45) |
勤行・感話(18:30~) | 合同座談(15:00~16:00) |
焚き火 | 恩徳讃で終了。 |
お申し込み方法
2023年の青年部会は終了しました。
以下からGoogle Formにアクセスして、お申し込みください。現地参加の方もZoom参加の方も同様です。